19Nov
~ もしかしたら昔の火星は人類が住めた?? ~
”今僕らが居る地球以外で
人類が住める惑星はあるのだろうか?”
・・・
…おそらく今のところはないと思います。
でも
もし可能性があるとしたら…
…”金星”もしくは”火星”が可能性があるかもしれません。
確かに”金星”も”火星”も
共に”地球に近い惑星(地球型惑星)”と言われていますが…。
まず”金星”についてですが、
”金星(Venus)”は地球よりも太陽に近い惑星で、
太陽系の中では地球に近い惑星(俗に”姉妹惑星”)と言われています。
でも如何せん
金星の大気は主に”二酸化炭素”から構成されているので、
温室効果によって地表の温度は平均464度と超高温。
しかも気圧は90気圧と高いのです。(水深900mにいる様な状態)
…地球型惑星とはいえ、
ちょっと人が住めそうにはないですね。
では”火星”はどうか?というと…
”火星(Mars)”も同じく”地球型惑星”と言われています。
でも気温がネックで、
平均気温が-43度と低いのです。(最高でも20度)。
大気が地球よりも希薄なのが影響しているそうです。
…金星よりも住める可能性は無くはないですが…。
実はそんな火星について
こんな興味深い記事を発見!
・・・
… ”火星の大気が激減した理由”についてです。
これはNASAが観測し発表したものです。
それによると…
NASAは火星の周回探査機「MAVEN(メイブン)」で
約半年間観測しデータを分析したところ…火星の表面で大気の成分が毎秒100グラムの勢いで
宇宙空間へ流出している事を確認したというのです。これは太陽風の強さに左右されているとの事。
…つまり火星の大気は太陽から吹く太陽風によって
宇宙空間へ流出した事を意味しているのです。という事は
現在火星の大気は地球よりも少ないわけですが、
昔はそれなりにあった事を裏付けているわけですね!
元々火星が誕生したのは今から約46億年前とされています。
(地球の誕生よりも少し早い)
先ほどの火星の大気の宇宙空間流出が解明された事で、
約46億年前の火星は今よりも大気があった事が証明された事になります。
もちろん”海洋”もあったと言われています。
つまり”水?”があったそうなのです。
もしかしたら…ですが、
昔の火星は”人が住めた環境”だったのかもしれませんね!
大気もあって、海洋もあったわけですから…。
今の火星は大気が薄くなっているだけに、
どうしても熱を保持する力が弱くなる。
そのため昼と夜では温度差が極端に激しくなるわけです。
気温がどんなに高くても20度くらいで、
低い時になると-100℃くらいになるのだから…。
今の火星は到底人が住める環境ではないのですね!
でもここで1つ疑問が!!
地球は火星よりも太陽に近い惑星です。
それなのになぜ地球の大気が激減しなかったのか?
火星よりも近いので
間違いなく太陽風の影響を受けているはずなのに…
… これは地球には磁場があるから。
その磁場が太陽風をブロックしているからだそうです。
…この事実を知って改めて思いますが、
今の地球ってなんだか神秘的!って思うのです。
もちろん
宇宙の神秘の凄さも感じてしまいますが…。
やっぱり宇宙は
ロマンに溢れているな~と思うのでした。
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