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承天閣美術館で開催の『伊藤若冲展』

承天閣美術館で”若冲

 

今回は”若冲展第2弾”として~

承天閣美術館で開催の
「若冲展」について話していきたいと思います。

京都の承天閣美術館

承天閣美術館”は相国寺の中にある美術館です。

この時期の京都は紅葉が綺麗だっただけに、
寺や庭園も綺麗な紅葉で染まっています。

もちろん今回の承天閣美術館も
周りはチラホラと紅葉で風情が感じられたのです。

例えば~

京都の承天閣美術館

 

京都の承天閣美術館

 

京都の承天閣美術館

こんな風に美術館前は綺麗な紅葉に囲まれていて、
ついつい何枚も写真を撮ってしまったわけです。
(^^)

 

それでは
肝心の内部に迫っていきます。

・・・

この承天閣美術館で見れたメインの絵は、
コロタイプ印刷による複製品の展示でした。
(複製品なので本物ではないのですが…)

でも複製品とはいえ~

!!
鳥肌が立つ凄さだった!

 

それは「動植綵絵30幅」という作品。

植物や動物、鳥、昆虫などの
生き生きとした生き物を描いた30幅の絵です。

『動植綵絵』の「南天雄鶏図」伊藤若冲 ※public domain←『動植綵絵』の「南天雄鶏図」伊藤若冲

 

『動植綵絵』の「群魚図」伊藤若冲 ※public domain←『動植綵絵』の「群魚図」伊藤若冲

上の絵はほんの一例ですが、
色使いが綺麗で鮮やかで、
そして繊細で精密的な描写が特徴です。

 

こういう動植物の
リアルで生命感あふれる絵を見ていると…

若冲のこんな一面も見えた感じです。

 

それは…

よ~く見ると…
若冲の描いた作品から
ある共通した点が見えてきたのです。

全体的に右肩上がりで、

絵全体がバランスよく描かれているな~と。

 

へ~、こんな事が!!
その瞬間若冲のこんな一面が…

・・・

承天閣美術館で開催した『伊藤若冲展』のポストカード等

おそらく若冲は緻密で計算高いんだろうな~と。

 

最初のイメージでは
若冲って天才肌何かな~”と思っていたのですが、

でも絵を見る限りでは、
実は緻密で計算高かったのだろうと思ったのです。

 

絵にはその人の内面が垣間見れると思っているのですが、
こうしてみると若冲の本当の一面が見れた感じです。

複製品でさえここまで興奮したので、
もし本物の作品だったらどんなにスゴいのだろう~??

実際に今回は本物の障壁画だったり
掛け軸も観れましたが、

 

問題! …考える
素人の私から見ても、
この若冲はスゴイ画家だったんだろな~と思います。

水墨画などはなかなか理解できない部分はあるけれど、
でもその絵に対するこだわりが見えてくる感じがします。

色の濃淡でモノの質感を表現したり、
繊細で細かく描かれていたり。

それから時には
大胆な筆づかいで書かれていたり…。

実に描き方も卓越している感じなのです。

というわけで、
ぜひ観に行ってはどうでしょうか?

 

それにしても
1つ気になった事があったのですが、

???
なぜ大々的に若冲が相国寺で展示されたのか…。

それは~

若冲と相国寺に深い関わりがあったから。

実際に京都市でこんなブースを見かけたのですが~

京都駅で見かけた”伊藤若冲”のブース

 

京都駅で見かけた”伊藤若冲”のブース←ブースで見かけたこんな説明の展示物

相国寺は若冲のゆかりの地でもあったのです。

そんなつながりも分ってきて、
思った以上に楽しめた若冲展でした。

 

絵ってちょっとハードルが高く感じますが、
でも良い絵は誰が見てもイイって事なんでしょうね

ぜひあなたも若冲を見に京都へ行って見ては??

 

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