3Apr
- Air Race Rules -
”エアレースを思う存分楽しむため!”…
まず重要なポイントの1つは
”エアレースのルール”を知る事!!
どんなルールで競技なのか??
何も知らないと楽しめませんしね!!
もちろん観戦するにあたって、
準備するものもあるのでこちらもチェックですよ。
⇒”エアレースに行く人必見! …準備と観戦ポイントについて”へ
今回はエアレースのルールについて
出来る限り分かりやすく話していきたいと思います。
…
まず… ”エアレース(Air Race)って何?”
エアレースに行くのに、
これを知らないと始まりませんよね!?
名前の通り”空のレース”の事で、
別名”空のF-1”とも呼ばれています。
簡単にいうと…
小型のプロペラ機がパイロンの設置されたコースを
2周してタイムを競うレースです。
※パイロンとは空気で膨らませた円錐型の柱みたいなもの。
ただ地上のF-1と違うのは、
”コースを1機つづ飛行する”点でしょうね。
もちろん”空のF‐1”と言われるだけあって、
そのスピードもかなりのもの!
…最高時速370キロ(200ノット)!!
時速370キロって事は、
1時間で370キロ進む計算になります。
1分間だと約6キロ進む事になるんですよね…。
でもここでPOINT!
スピードを競うと言っても、
ただ速ければイイというわけでもないのです。
きっちりとしたルールがあるって事なのです!
開催する時期によって若干のルール変更があります。
ここでは出来る限り最新のルールを挙げています。
参考にしていただけると幸いですね!
まず最初に
この動画を見て下さい…
数年前の映像なので、今とは若干の変更点もあります。
何となくイメージはつかめたでしょうか??
さて映像を見ているとエアレース機が
スモーク(煙)を焚いていた事に気が付きましたよね!?
実はスタートしてからゴールまで
常にスモークを噴出し続けないといけないのです!
※スモークが焚かれていない場合は1秒加算。
エアレース機は
”Smoke ON!”と共にスモークを噴出!
スタートゲートに向かって侵入していきます。
そしてここでも速度規定が!
スタートゲートの通過速度は、
最高時速370km/h(200ノット)!!
※進入速度をオーバーするとペナルティ、もしくは失格になります。
1.99ノットオーバー(201ノット~201.99ノット)までで1秒加算。
2ノットオーバー以上(202ノット以上)でDNF(失格)になります。
こうして
レーススタート!となるのです。
・・・
もちろんレース中には様々な規制があります!
例えば
…”オーバーG”
まずパイロットにかかるG(重力加速度)が
10Gを超えてはいけない様になっています。
11G~12G未満を記録すると1秒のペナルティが加算。
12G以上になるとDNF(失格)になります。
…”パイロンに接触”
接触した場合は3秒のペナルティが加算。
またパイロンに3回接触した場合は失格になります。
パイロンに1回接触しただけで3秒のペナルティ。
コンマ何秒を競うエアレースの世界で、
この3秒のプラスは大きなタイムロスになりますね。
もちろんコースも決められているので、
コースから外れた場合はDNF(失格)になります。
…ここまで見てきただけでも、
エアレースのルールは最大速度やGなど
厳しく決められているのがわかりますね。
つまり制約の中でタイムを競うわけです!
という事は…
勝負の行方はパイロットの腕が決め手!になるわけです。
”操作の正確さとコース取り”
”いかにペナルティをしないで飛行するか…”
…優勝するにはミスは許されないのです。
こういったルールを知った上で、
ぜひレースを観戦してみて下さい!!
【 レッドブルの関連記事 】
⇒エアレースに行く人必見! …準備と観戦ポイントについて”
⇒”エアレース(Air Race)”に行ってきた! in 2015
⇒エアレースのミニチュアで”AIR RACE”を再現!
※ここで取り上げている画像は
イメージとして載せているので実際のエアレースとは異なります。
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