5Jan
~ 東大寺で大仏様と会った2015年元日 ~
奈良の旅で
特に思い出のあった事をお話しします。
私の体験と状況を元に話を進めます。
今度行く人は参考にしてみては?
東大寺の大仏様の顔見せとは?
元旦(1日)の0時~8時まで大仏殿の正面にある”桟唐戸”が開かれ、 外から中の大仏様の顔を見る事が出来るのです。(普段は大仏殿の中に入らないと見れないのです)ちなみに、 この時間帯は参拝料は無料になります。 この大仏様の顔見せは、 元旦とお盆の8月15日(万灯供養会の夜)の年2回しか行われません。
2014年12月31日の事…
”大みそか”
当初の予定では
除夜の鐘を打ちたいな~と計画していました。
でも予定が変更です。
旅には良くあることですね!
というのも、
宿泊先のマスターからこんな話が…
”東大寺の大仏殿で大仏様のお披露目がある!
普段は見せないのだけど、
元旦の0時~am8時までお披露目があるのよ!”
…”へ~、これは見たいな!!”
と思った私は、
大仏様と会う事を決めたのです。
でも東大寺は修学旅行で行ったきりです。
並ぶ場所も分からなければ、
東大寺の場所もさっぱり知らない始末。
そんなわけで、
暗くなる前に下見として確認しに行ったのです。
・・・
… コレは”鹿ちゃん”!
東大寺に行く途中で出会った鹿でした。
そして東大寺に到着!!
そして事務所の人?から
教えてもらったのです。
東大寺南大門を超えると正面に門があります。
待つのはここ↑になるのです。
※地図の×印です。
門が開くのがちょど0時
(カウントダウンが0になって新年になった瞬間です)
話によれば大体11時頃になると、
ある程度の行列が出来上がるそうです。
そして0時になった瞬間に
人がドドッと中に押し入る感じだそうです。
~~~
大みそかの22時40分頃…
この時点ですでに200人位は並んでいました。
それから23時になった頃には行列も長くなり、
後ろにもたくさんの人が待っています。
ちなみに、
この時間になると寒いものです。
大みそかの真冬なので、
超寒いのは当然ですね!
防寒をしっかりとして下さいね!
私の場合は靴下2つ、
さらに靴下に着けるホッカイロというダブルの防寒対策で臨みました。
もちろん上は
マフラーに温かな帽子もかぶり。
でもそこまでしても寒いのです。
それもそのはず、
この日(1日)の夕方には雪が降るほどだったからです。
~~~
そして23時半頃…
辺りでスタッフ?の方が火をともしてくれます。
とはいっても、
やっぱり寒いですが…
さすがに24時近くになると、
もう後の方はスゴイ人だかりでした。
そして
年明けのカウントダウンの声と共に、
どこからともなくカウントダウンの声が聞こえるのですが、
人によって時間にズレがあるみたいです。
人によっては10と言う人もいれば、
5と言う人もいるのであまり当てにはならないですね。
・・・
2015年1月1日00時…
年明けになると同時に開門!!
ドッと人が入っていきます。
まるで水道管が破裂したかの様に…
そしてついに…
… 桟唐戸から大仏様の顔を拝見!
この人の勢いは
とどまる事を知らず~
皆が大仏殿の中に突入!
中に入ると
通常の大仏様の厳かな雰囲気が待っていました。
初めて桟唐戸から大仏様の顔を観て…
大仏殿の中で見る顔とはまた違った雰囲気でした。
半開きをしている目に、
そして口はきつく閉じている表情。
優しさがある中に
なんだか厳しい雰囲気を醸し出している様に見えるのです。
(こう見えるのは僕だけかな!?)
後から聞いた話ですが、
大仏様は見る角度によって雰囲気が全く違うらしいのです。
優しく見える時もあれば、
厳しい表情に見える時もあるそうです。
… 改めて大仏様の不思議さを感じるのでした。
ここでポイント!
御朱印を頂きたい方
大仏殿を一通り見てから、 最後に御朱印をもらおうと思うと おそらく超混みます。 筆で書く人が2人しかいない様で、 後ろには長い行列が出来ます。 だから 大仏殿に入ったら、 早めにもらうのがイイかもしれません。 それから 大仏殿をゆっくりみた方が 無難かもしれません。
こんな形で
大仏様の顔を見ながら年が明けた2015年でした。
何とも貴重な体験でした。
良い形で年を明けられると、
その年一年は何だか良い事がありそうな気分になります。(^^)
それだけ大仏様には
不思議なオーラがあるのかも…
もし年越しを東大寺で過ごす予定の人は参考に!
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