20Nov
”ご飯論法”って何??
ニュースなどで政治答弁を聞いていると
”ご飯論法”なる言い回しが出てきます。
今年”ご飯論法”が流行語にノミネートして、
この言葉の意味が多少なり話題になったきた今日この頃。
それまではニュースで政治答弁を聞いていても
”イライラするな~。”
としか感じなかったんですが…
今回”ご飯論法”が公になった事で、
日本語の微妙な言い方や、
政治家の話している言い回しに興味が出てきたのです。
そういった事もあって、
今年”ご飯論法”が流行語にノミネートされたのは、
僕にとっては”ちょっとした変化ある出来事”だったのです。
それでは
”ご飯論法”って何だろう?という事で、
私なりに説明してみたいと思います。
・・・
まず”ご飯論法”とは、
簡単に言えば言葉のはぐらかし方。
例として…
Aさんが「”朝ごはん”は食べなかったんですか?」
と質問します。
これに対してBさんは
朝にパンは食べたんだけど、
パンを食べた事は言いたくない。
それで…
「”ご飯”は食べていません。」と答えたのです。
このAさんとBさんの会話に、
ちょっと違和感を感じませんか??
まるで話をはぐらかしている様な…。
なんだか質問の本質に答えていない様な…。
嘘は付いているんだけど、
嘘を付いていないように聞こえるのです。
朝ごはんは食べたけど(パンを食べた)、
朝”ご飯”は食べていないと言うことで、
まるで嘘を言っている様に聞こえない。
はぐらかすというか、
ごまかしている言い方なのです。
政治答弁の様子を見ていて、
たまにこういった答弁を耳にしますが、
聞いているとイライラしてくるというか、
むかむかしてくるんですよね~。
本当に聞いていてイイものではないのですよね!
これって正直に相手の質問に答えていないから、
質問をしている側は腹が立ってくるんだろうし、
こういった答弁を聞いている側も、
不快に思ってくるんでしょうね。
つくづく日本語は絶妙というか、
微妙な言葉だな~と思うのです。
今回”ご飯論法”がノミネートされた事で、
政治家がどんな言い方をしているのだろう?と
皮肉にも政治答弁にも興味が沸いてしまった今日この頃。
でもこういった答弁を聞いていると、
イライラするのであまり長時間は見たいものでないんですが…。
(参考に…”ご飯論法”の良い??使い方もどうぞ!)
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