9Mar
平昌パラリンピックが始まりました。
パラリンピックには”車いすカーリング”という競技があるのですが、
もちろんこれは”カーリング”から派生した競技です。
ちょっと前の平昌オリンピックでは
特に女子の”カーリング”が話題になって、
今でもその余韻が残る今日この頃…
”そだね~、ジャパン”や、
はたまた
”もぐもぐタイム”だったり…
もうしつこいくらい連呼されたので、
嫌というほど頭に残ったワードでした。
(正直ウザくも感じたりしましたが…)
ここまで話題になってくると、
ふと”カーリング”なるスポーツについて
ちょっとは興味をもってくるわけですが~
そういうわけで今回は”カーリング”について
私なりに簡単に話していきたいと思います。
”カーリング”というスポーツは、
2チームが互いに8回ずつ投げて得点を競う競技です。
”ストーン”と呼ばれるモノを投げて
(氷の上を滑らせて)
いかにして円の中心に近づけるか…。
戦略と知恵と、
そしてチーム同士の連携と
ブラシを使った絶妙な”スウィーピング”技術。
こういった様々な要素が絡み合ったスポーツなのです。
(通称”氷上のチェス”と呼ばれる所以なのかも!?)
基本的には”カーリング”も”車いすカーリング”も
多少の違いはあるにせよほぼ同じルールだそうです。
もちろん使用されるストーンも同じ。
ちなみにその”ストーン”には
実はこんなマメ知識が溢れていたのにはビックリ!!でした。
気になる”ストーン”の概要とは…
まずは基本的な部分として、
大きさ(直径)は約30センチ
重さが約20キロ
石(ストーン)だけに、
大きさに対して重いのがわかりますね。
そして
もう少しツッコんだ話をすると、
このストーンの原材料が実に興味深いのです。
このカーリングで使われる”ストーン(石)”は、
カーリング発祥の地”スコットランド”からちょっと離れた孤島
”アルサクレイグ島”の花崗岩(かこうがん)から出来ているのです。
(花崗岩=マグマが冷えて固まって出来た岩の一種)
公式で使用されているストーンは
基本的にこのアルサクレイグ島の岩から作られています。
しかも資源保護のため20年に1度しか採掘をしないそうで、
そのため岩の希少価値が超高いと言われています。
1セット約160万と言われているのです。
※1セット=ストーン16個
カーリングは互いに8頭ずつ投げるので、
計16個のストーンが必要になります。
1個約10万もするのだそうです。
元々このカーリングというスポーツは、
15世紀のスコットランドが発祥と言われているそうです。
(当時記録があるため)
実は意外にも長い歴史を持ったスポーツなのです。
もしかしたら
もっと以前にも似たようなものがあったかもしれませんが…
ボーリングやチェスなんかの起源は
紀元前ともいわれているので、
もしかしたら”カーリング”の起源を辿れば、
15世紀よりもはるか前にあったかもしれないですね…。
このカーリングはただ見ているだけだと、
単純なスポーツにしか見えませんが、
こうやってちょっと掘り下げて見ていくと
実に”深いな~”と思うスポーツなのです。
おそらく”カーリングブーム”は
一過性に終わる可能性が高いと思うけれど、
このブームのタイミングに
”カーリングについて”知ってみるのも面白いと思いますよ!!
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